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Apr 11, 2016 • Press Releases

DTCC Omgeo ALERTに登録されるSSI件数が600万件に急増:業界隋一のSSIインフラへ

外部接続の拡充を目的とするAPIのリリースによって、金融機関は担保に関するSSIデータなどへのアクセスが可能に

ニューヨーク/ロンドン/シンガポール/香港/東京/シドニー、2016年4月11日 - グローバル金融サービス業界向けのポストトレードの主要市場インフラである米国証券保管振替機構(DTCC)は本日、Omgeo ALERTに登録される決済情報件数が2014年末から16%増加し、600万件に達したと発表しました。Omgeo ALERTは、口座情報や決済口座情報(SSI)の管理と共有を担う、標準への準拠性が最も高い業界最大のグローバル・オンライン・データベースです。Omgeo ALERTはこれまでの実績を布石として、グローバルな単一SSIインフラ(SSI Utility)の構築という目標に向かってさらに邁進していきます。

外部接続の拡充を目的とするAPIのリリースによって、金融機関は担保に関するSSIデータなどへのアクセスが可能に

ニューヨーク/ロンドン/シンガポール/香港/東京/シドニー、2016年4月11日 - グローバル金融サービス業界向けのポストトレードの主要市場インフラである米国証券保管振替機構(DTCC)は本日、Omgeo ALERTに登録される決済情報件数が2014年末から16%増加し、600万件に達したと発表しました。Omgeo ALERTは、口座情報や決済口座情報(SSI)の管理と共有を担う、標準への準拠性が最も高い業界最大のグローバル・オンライン・データベースです。Omgeo ALERTはこれまでの実績を布石として、グローバルな単一SSIインフラ(SSI Utility)の構築という目標に向かってさらに邁進していきます。

OmgeoおよびDTCCデータ・サービス部門のマネージング・ディレクター兼責任者であるPaula Arthusは、次のように述べています。「SSI Utilityを構築することによって、市場参加者は複数のプラットフォームとアセットクラスを単一のデータベースに集約し、すべてのカウンターパーティのSSI情報を統合できるようになり、運用リスクと運用コストが削減されます。現在、ポストトレード領域における共通インフラの構築に向けて業界が動いています。これは、共通のインフラを構築し、多くの金融機関の参画によって規模の経済を生かし、業務プロセスの標準化を図る試みです。現在、米国でT+2(3営業日)決済サイクルを確立させる取り組みが進行中であるほか、欧州の規制当局では取引のフェイルチャージ(取引未履行の際の手数料請求)についての議論が進んでおり、今がSSI管理の自動化を進める絶好のタイミングです」

DTCC Omgeo ALERTは、株式、債券、短期金融市場、デリバティブ(上場デリバティブやOTCデリバティブ)の各種取引のほかに、外国為替取引や現金決済の決済指図で90万6,000件以上の実績をあげています。これは2014年末から21%増加しており、データの基準準拠率は現在99%です。外国為替取引のタイムリーさの重要性に加え、2010年以来、現金決済の絡む取引が急増していることから、外国為替のポストトレード処理の自動化を進める金融機関が増えています。DTCCサービスの最近の改善を受けて、このサービスを採用するグローバル・カストディアンやプライム・ブローカーも増えつつあり、外国為替取引のSSI件数も顕著に伸び続けることが想定されます。

2015年4月にOmgeo ALERTは、グローバル・カストディアンとプライム・ブローカー向けの自動化機能を新たに発表しました。Global Custodian Direct(GC Direct)に含まれる同機能のリリースにより、グローバル・カストディアンとプライム・ブローカーはSSIの管理により直接的に関与できるようになるうえ、DTCCの支援を受けながらお客様への周知促進を図ることができます。リリース後、最初にGC Direct上でOmgeo ALERTを導入したカストディアンはBrown Brothers HarrimanとJ.P. Morganでした。また、これまでに6社のプライム・ブローカーが同機能を導入し、ヘッジファンドに対しSSIを提供しています。

さらにOmgeo ALERTは、お客様やベンダーが安全なネットワークを介して取引ごとにリアルタイムにSSIデータへアクセスできるよう、外部接続を拡充するAPIを導入しました。このオープンAPIは、Omgeo ALERTが今後想定される業界内の取り組みや標準の変化にも対応できるように設計されています。またお客様は、Omegeo ALERTとDTCC-Euroclear GlobalCollateral Ltd.との並行利用により、担保に関するSSIデータを口座情報に反映することができます。つまりOmgeo ALERTを使うことで、取引情報の精度を自動的に向上させることが可能となります。

DTCC Omgeo ALERTのエグゼクティブ・ディレクターであるBill Mennaghanは、次のようのコメントしています。「2016年中には、Omgeo ALERTのデータベースに取り込むお客様SSIの範囲を拡大することを目指しています。これにより、各ブローカーは自前のSSIデータベースを運用する必要がなくなります。今年後半にかけて、資産運用会社の手作業による管理からグローバル・カストディアンによる管理へ移行されるSSIは増えていくものと思われ、これに伴いOmegeo ALERTデータベース内のSSIデータの正確性も向上するはずです。この動きは、原因の3割が不正確な決済指図によるものとされフェイルトレードの問題への対処にも役立つものと思われます」

なお、国内外取引のセントラルマッチングを行うDTCCの戦略的プラットフォームであるOmgeo Central Trade Manager(Omgeo CTM)も活用することで、Omgeo ALERTによって自動更新される正確なSSIデータに基づき、現在95%の同日約定承認率はさらに上昇すると考えられます。Omgeo ALERTは、受賞歴を持つAvox Data ServicesClarient Entity Hub (Public KYC Serviceのデータ提供をAvoxが担うサービス)、GMEI utilityなどの他のDTCCデータ・ソリューションとも統合可能です。これらの併用により、お客様の取引ライフサイクル全体をカバーする包括的なデータ管理を実現できます。

DTCC(米国証券保管振替機構)について
DTCCは40年以上にわたり、世界各地の金融市場において金融取引約定後の業務処理を担う主要な金融インフラとして確固たる地位を築いてきました。運用設備、データセンター、事業拠点を世界16ヵ国に有し、これらを通じて数多くの金融機関や運用会社に対し、金融取引処理に関わる自動化、一元化、標準化、リスク軽減、透明性・業務効率の向上を進めるためのサービスを提供しています。米国の金融市場参加者により所有・運営される組織として、多岐にわたる資産クラスの複雑な清算、決済、資産管理サービス、データ管理や情報サービスを簡素化し、金融市場の安全性と健全性の増進を図っています。2015年の実績として、DTCCは1,500兆米ドル以上に相当する証券取引の処理を行いました。更に、証券保管業務では、130ヵ国以上で発行された約45.4兆米ドル相当額の証券について、保管・資産管理サービスを提供しております。現在、DTCCの取引情報蓄積業務(グローバル・トレード・レポシトリー(GTR))にはOTC取引のオープン・ポジションがおよそ4,000万あり、また処理される取引メッセージは1週間に2億8,000件程にのぼります。詳しくはwww.dtcc.comをご覧いただくか、LinkedInTwitterYouTubeで当社をご登録ください。

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